両脚義足のピストリウス選手、200Mで連覇逃す パラリンピック

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オリベイラ選手(右)と握手するピストリウス選手

オリベイラ選手(右)と握手するピストリウス選手

ロンドン(CNN) 第14回夏季パラリンピック・ロンドン大会は2日、陸上男子200メートル(T44クラス)の決勝が行われ、両脚が義足のオスカー・ピストリウス選手(南アフリカ)はアラン・オリベイラ選手(ブラジル)に破れて銀メダルに終わり、大会連覇を逃した。

記録は、1位のオリベイラ選手が21秒45、ピストリウス選手が21秒52だった。

ピストリウス選手は予選を世界記録となる21秒30で通過していたが、決勝では勝てなかった。

ピストリウス選手は試合後のインタビューで、オリベイラ選手は素晴らしいアスリートだとしながらも、「私は1秒で10メートル走るが、残り100メートルで8メートルの差を追いつかれたことは理解できない」と指摘。他の選手の義足が「信じられないくらい長く」公平なレースにならなかったと不満をにじませた。

ピストリウス選手は、100メートルと400メートルでも2大会連続となる金メダルを狙っている。

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