イスラエル軍のラファへの侵攻、仏・エジプトは「断固反対」

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エジプトのシーシ大統領とフランスのマクロン大統領(右)/Amr Alfiky/Reuters

エジプトのシーシ大統領とフランスのマクロン大統領(右)/Amr Alfiky/Reuters

(CNN) フランスのマクロン大統領とエジプトのシーシ大統領は17日、電話会談を行い、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの侵攻について「断固反対」との立場を示した。仏大統領府が電話会談の内容を明らかにした。

マクロン氏とシーシ氏は電話会談で、ガザでのすでに壊滅的な人道的状況の悪化と、援助物資の搬入の障害に対する強い懸念を共有したほか、ガザへの支援物資の流入を急いで増やすことの必要性を強調した。

仏大統領府は声明で、マクロン氏とシーシ氏が、新たな人道的な大惨事につながりかねないイスラエル軍のラファへの侵攻について断固反対すると述べた。両首脳は、国際人道法に違反し、中東地域の状況激化の新たなリスクとなり得るエジプトへのガザ住民の強制移動にも断固反対するとした。

イスラエルはここ数週間、ラファへの空爆を実施している。ラファでの地上作戦についても、パレスチナの人々が北部に移動する余地はあるとして、実行する姿勢を示している。

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