乗客輸送で世界最多は米アトランタ空港、年間9500万人超
(CNN) 国際空港管理組織の団体、国際空港協議会は29日までに、世界の主要空港での搭乗客数に関する2012年の暫定統計を公表し、米南部ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン国際空港が前年比3.3%増の9500万人以上で首位を維持したと報告した。
2位は、4.1%増、8100万人以上の北京首都国際空港、3位は0.9%増、7000万人以上のロンドンのヒースロー国際空港だった。東京の羽田空港が6.7%増、6600万人以上で4位、米シカゴのオヘア国際空港が0.1%減の6600万人以上で5位に付けた。
10位内にはこの他、ロサンゼルス、パリ、米テキサス州のダラス・フォートワース、ジャカルタ、ドバイの各国際空港が入った。
利用者が4000万人以上で2けた台の伸びを示した空港は5つあり、イスタンブール(20.6%増)、ドバイ(13.2%増)、ジャカルタ(12.1%増)、バンコク(10・6%増)とシンガポール(10%増)だった。
同協議会は報道声明で、世界経済と国際貿易が回復基調を示す中で、航空輸送の需要は今年下半期により活発になることを楽観視していると述べた。
報告書によると、米航空会社の国内線の搭乗客数では、サウスウエスト航空がトップだった。
昨年の世界規模での搭乗客総数は4%増、貨物輸送量はほぼ横ばいだった。