空港ラウンジで半ズボンはダメ、豪カンタスが新規定
(CNN) 半ズボンやビーチサンダル姿で空港ラウンジの利用はできません――。オーストラリアのカンタス航空は4月から、シドニーなど同国内の主要空港でクラブラウンジを利用する乗客の服装規定を導入する。乗客から苦情が寄せられたことを受けた措置。
カンタス航空によると、アデレード、ブリスベン、キャンベラ、メルボルン、パース、シドニーの各空港で4月1日から、カンタスクラブとビジネスラウンジに「スマートカジュアル」のドレスコード規定を導入する。
好ましくないとされた服装は、ノースリーブのTシャツや、裸足またはゴム製のビーチサンダルなど。係員が適切な服装でないと判断すれば、ラウンジの利用を断られる可能性がある。
「大多数のお客様は規定を満たしているものの、すべての利用者に徹底させてほしいとの要望が寄せられた」「ラウンジの服装規定はレストランやクラブと変わらない」と同社は説明している。
4月まではラウンジ入り口の掲示で利用者に告知して、係員からも注意を促すという。
服装規定を巡っては、オーストラリア国内の団体が約3000人を対象に実施したアンケート調査でも、84.24%がカンタス航空の「スマートカジュアル」徹底を支持すると答えていた。