嗜好用マリフアナ販売開始、6日間で13億円 米オレゴン州
ニューヨーク(CNNMoney) 嗜好(しこう)用マリフアナの販売が合法化された米国のオレゴン州で、販売開始から6日間の薬局での売り上げが1080万ドル(約13億円)に上ったことが11日までに分かった。オレゴン大麻小売業協会の調べで明らかになった。
オレゴン州では今月1日、嗜好用マリフアナの販売が合法化された。同協会による売り上げの計算は6日までを算入。
同協会の広報担当者は、販売第1週の売り上げに基づけば、実際の売り上げは州の想定を「はるかに上回って」いくだろうと予想している。
米国で非医療目的でのマリフアナ販売が可能になったのはオレゴン州が3州目で、コロラド州とワシントン州に続いた。
1日あたり約7.1グラムの購入が可能だが、種子の販売は無制限。嗜好用目的での栽培と使用は、7月1日に合法化されていた。
嗜好用マリフアナはオレゴン州で今年終わりまで非課税で販売されることから、12月31日までの売り上げを算出できるのは同協会が唯一の組織となっている。
最終的に売り上げを算出するのはオレゴン酒類規制委員会となる見込み。同委員会は嗜好用マリフアナがオレゴン州にもたらす税収について、2017年までに1070万ドルに上ると推定している。