中国の北京ダックバーガー、マックに対抗?
北京(CNN) 中国で北京ダック専門の高級料理店を展開するダードン(大董)が、北京にファストフード店を出店した。米マクドナルドやKFCの進出に対抗し、中国スタイルのバーガーで地元客の呼び込みを狙う。
目玉商品はもちろんダックバーガー。パリパリの皮とジューシーな肉をパンにはさみ、タマネギとトマト、キュウリ、レタスのスライスをトッピングしてプラムソースがかけてある。
値段はドリンクとポテトのセットで31人民元(約540円)。評判は上々で、店員によれば1日約300個のダックバーガーが売れるという。
同店は北京市中心部の繁華街に昨年10月に開店し、近隣のオフィスで働くビジネスマンなどでにぎわっている。バーガーなどの料理は本店の料理人が手がけ、北京ダックの料理法やレシピなども本店と同じだという。バーガーのほかにも、麺の代わりにスパゲティーを使ったジャージャー麺などのメニューがある。
同店の成功を受け、ダードンは北京市内や上海、広州にもファストフード店の出店を広げる計画。