「氷が多過ぎ」 スタバを相手取り客が訴訟 米

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スターバックスの飲み物の分量巡り客が提訴

スターバックスの飲み物の分量巡り客が提訴

ニューヨーク(CNNMoney) 米コーヒーチェーン大手、スターバックスで販売される冷たい飲み物は氷が多過ぎるとして、シカゴに住む女性が訴訟を起こしている。

原告はスターバックスの冷たい飲み物について、カップの容量でサイズを表示しているが、実際に客が受け取る飲み物の分量は表示よりずっと少ないと主張。これは顧客をあざむく行為だとして、少なくとも500万ドル(約5億3000万円)の損害賠償を求めている。

例えば特大の「ベンティ」サイズは24オンス(約710ミリリットル)とされているが、入っている飲み物は14オンスで残りは氷ばかりだという。

スターバックスの報道担当者は、同社として原告の主張を認識していると述べたうえで、「冷たい飲み物に氷が不可欠な要素だということは、顧客も理解している。出来上がりに満足していただけない場合は喜んで作り直す」と語った。

大手チェーンを相手取った訴訟としては、1992年にマクドナルドのドライブスルーを利用した客が「コーヒーが熱過ぎてやけどを負った」と主張し、賠償を命じる判決が出た例が知られている。

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