テキサス西部の油田、米国最大と判明

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パーミアン盆地の石油採掘現場

パーミアン盆地の石油採掘現場

(CNN) 米地質調査所(USGS)は19日までに、テキサス州西部にあるシェール油田が米国内で発見された油田としては史上最大規模に上ることが新規調査で分かったと発表した。

油田はテキサス州西部パーミアン盆地の一部、ミッドランド盆地内のウルフキャンプ・シェール地域にある。USGSによると、埋蔵量は石油200億バレルと天然ガス16億バレルに達すると推定されている。これはノースダコタにある巨大油田「バッケン」の3倍に当たる。

USGSによると、同油田は米国で発見された非従来型の油田として最大だという。非従来型とは頁岩(けつがん、シェール)から採掘するような従来型とは異なる油田を指す。

同油田は、約190キロ離れた同州ラボックとミッドランドの両都市を含む地域に広がっている。評価チームのメンバーによれば、ここに石油が存在することは長年にわたり知られており、採掘可能な石油の埋蔵量を推定することが今回の調査の目的だという。

ウルフキャンプ地域では1980年代から伝統的な垂直油井で石油が産出されてきた。だが企業は現在、水平掘削と水圧破砕法を使い石油を採掘している。USGSによると、3000を超える水平油井が現在稼働中だという。

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