「ツイッター履歴書」が密かな人気 就職成就につながるか
(CNN) 140文字で自分の経歴を大いに売り込む「ツイッター履歴書」が注目を浴びている。ソーシャルメディア(SNS)に強い求職者があこがれの仕事に就くには、これが最善の方法だと説く声もある。
「ツイッター」と「レジュメ」を組み合わせた「twesume」(ツイッター履歴書)という単語は2011年に米ソーシャルメディアサイト「マッシャブル」に登場し、脚光を浴びた。以来140文字の履歴書は、新しい時代の先端を行く存在として、一部でもてはやされてきた。
報道によると、米ベンチャーキャピタル企業のユニオンスクエア・ベンチャーやIT企業数社は昨年、従来型の履歴書ではなく、ブログやツイッターなどの「ウェブプレゼンス」を通じてのみ、求職者からの応募を受け付けると宣言した。
米IT企業エンテラシスは今年、年棒数万ドルの「上級ソーシャルメディア・ストラテジスト」を募集するに当たり、ツイッターで寄せられた応募のみを選考対象にすると発表。自分のツイッターに読者登録しているユーザーが1000人以上いることなどを応募の条件とした。