ホラーファン必見? ラスベガスにオープンする「呪いのホテル」
(CNN) バスルームの鏡から流れ出す血液、壁に埋め込まれたバラバラの肉体、人肉を加工する機械――。米ラスベガスに今週、ホラーをテーマにした初のホテル「ザ・ゴアトリアム」がオープンする。
考案したのはホラー映画「ホステル」シリーズの監督、脚本を手がけ、俳優としても活動するイーライ・ロス氏。ロバート・フレイ最高経営責任者(CEO)によると、オープン初日の記念イベントではロス氏が「かなり危険な」ショーを披露する。
だがロス氏のパフォーマンスはほんの序の口だ。館内は1960年代の幽霊ホテル「ザ・デルモント」という設定で、エレベーターからロビーのカジノ、衣装や効果音に至るまで、さまざまな演出が凝らしてある。ハイテク機器を駆使した仕掛けに加え、お化け屋敷などで経験を積んだ俳優35~40人が常時スタッフとして待ち構える。
さらに11月の感謝祭や12月のクリスマスに合わせ、新たな仕掛けが続々と登場する計画だという。「館内をすべて見るためには6~7回訪れる必要がある」とフレイ氏。そのたびに、思いがけない所で絶叫することになりそうだ。