22光年先の3惑星に生命存在可能な環境か
今回の研究では、グリーゼ667Cのような低質量の恒星の周りで生命存在の可能性がある惑星が見つかる可能性が大きいことも分かったという。銀河系の恒星は、約80%がこうした低質量の恒星に分類され、生命存在の可能性がある惑星はほかにも多数あるかもしれないと専門家は予想する。
ただし「実際に生命が存在できるかどうかは推測するしかない」「現時点で(生命存在の条件となる)表面の水を観測する手段も、水があるかどうかを推測する手段さえない」(米マサチューセッツ工科大学の研究者)のが現実だという。