カリフォルニアで発見の記憶喪失男性、日本滞在の過去も?
(CNN) 自分の身分証明書に書かれた名前も、写真に写った顔にも覚えがない。米フロリダ州生まれのはずなのに、話す言葉は英語でなくスウェーデン語だけ――。
今年2月に記憶を失った状態で見つかった男性の過去は、今もなぞに満ちている。10年間日本に滞在していたという記録も出てきた。
男性はカリフォルニア州南部のホテルで意識不明になっているところを、警察に発見された。数日後に病院で目を覚ましたが、身分証明書にある「マイケル・トーマス・ボートライト」という名前は聞いたこともないという。年齢は61歳と書いてあった。
ホテルの部屋からはテニスのラケットが5本出てきたたが、心当たりがない。英語はひと言も話せず、スウェーデン語で「ヨハン・エク」というスウェーデン名を名乗った。
病院のソーシャルワーカー、リサ・ハントバスケスさんは、かつて考古学を研究していた。その経験をいかして、ボートライトさんの過去を巡るなぞを解き明かし始めた。