トカゲなど食べて19日間、森で遭難の72歳男性を救助 米
25日に友人が地元当局に届け出て、26日には20人以上の捜索チームが出動した。救助犬を導入し、空からの捜索も4日間にわたって実施したが手掛かりは見つからず、荒天のため捜索はいったん打ち切られた。
今月12日になって、規模を半分に縮小したチームが捜索を再開した。ちょうどこの日午前、国有林で狩りをしていたグループから「谷で助けを呼ぶ声が聞こえる」と通報が入った。
グループがペネフラーさんを発見し、木の枝と上着で即席の担架を作って現場から救出した。
ペネフラーさんはヘリコプターで病院へ運ばれ、家族と再会。検査の結果異常なしと診断されて退院した。息子のジェレミーさんはCNNとのインタビューで「ひげが伸びたこと以外は何事もなかったかのように元気です」と笑い、「狩りは当分の間お預け。今度行きたいと言い出したら同行します」と話した。