恐竜が夜中にやりたい放題? 米
(HLN) 米ミズーリ州カンザスシティに住むレフェ・トゥーマさんと妻のスーザンさんは今月、「ダイノベンバー」と銘打ったプロジェクトを進めている。玩具の恐竜たちが夜な夜な、家の中で暴れ回っていると子どもたちに信じさせるというプロジェクトだ。
恐竜たちが夜中に盗み食いをしたり、ケチャップをがぶ飲みしたりする場面を作っては、スーザンさんが写真に収める。スーザンさんによれば、写真を見たときの子どもたちの反応はショックを受けたり大喜びしたりとさまざまだ。恐竜たちがリビングルームの壁にスプレーで落書きをしたときには、6歳の娘が「ガレージセールをやって恐竜たちを売り払おう」と言い出したという。
このプロジェクトはツイッターやフェイスブックでも反響を呼び、フェイスブックでは24万を超える「いいね!」を獲得。よその親や教師も自分たちの恐竜の暴れっぷりを投稿、お互いのアイデアを参考にしている。
トゥーマ夫妻に言わせれば、必要なのは玩具の恐竜が数体と、あとは時間と創造性だけ。これさえあれば毎日、子どもたちにちょっとした驚きや謎を体験させてやることができるのだ。
夫妻は当初、バスルームの洗面台で恐竜にポーズを取らせていたが、舞台はいつしかキッチンのテーブルに移った。そして恐竜たちに卵投げをさせるアイデアを思いついて以降は、すっかりエスカレートして家の中に「安全な場所」がなくなったという。
2人は11月が終わっても、子どもたちが飽きるまでダイノベンバーを続けるという。「子どもたちはこれが大好きなんだ。好きでいてくれる間はやり続けるよ」とレフェさんは言う。