エリア51の極秘偵察機、パイロットが語る

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タシット・ブルーは戦場偵察のための1人乗り偵察機だった=US AIR FORCE提供

タシット・ブルーは戦場偵察のための1人乗り偵察機だった=US AIR FORCE提供

結局、製造段階に入ることはなかったが、同機がなければB2スピリット爆撃機は生まれなかった。表面がカーブした機体はレーダーに検知されないことを証明したのがターシット・ブルーだった。

かつてエリア51付近では、未確認飛行物体(UFO)の目撃情報が相次いだ。タシット・ブルーがその正体だったのかとの質問に、もう1人のテストパイロットだったラス・イースターさんは、「そのような状況は認識していない」と一蹴する。

ただ、同機初のテストパイロットだった故リチャード・トーマスさんの妻、シンダさんは、当時夫と共に出席したパーティーで、コンチネンタル航空のパイロットという人物が夫に近づき、「あなたがタシット・ブルーを操縦しているのを見ましたよ。もちろん、UFOとして報告しておきました」と耳打ちするのを聞いたという。

2011年の空軍の報告書によれば、ブラックプログラムには「ハブ・ブルー」という関連プロジェクトも存在した。その残骸は、エリア51の敷地内にある湖に沈められたとされる。

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