土星の衛星に101の間欠泉、液体の水が存在か NASA

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
土星の衛星に101の間欠泉が確認されたという

土星の衛星に101の間欠泉が確認されたという

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は30日までに、土星の衛星「エンケラドス」の地表から噴き出す101の間欠泉を確認したと発表した。生命の存在に欠かせない液体の水の存在をうかがわせる発見だとしている。

エンケラドスの間欠泉は2005年に初めて観測された。南極にある「タイガーストライプ」と呼ばれる裂け目から、微小な氷粒や蒸気が噴き出しているという。

その後7年かけてNASAの探査機「カッシーニ」が収集したデータを解析した結果、凝縮された水蒸気が地下の海水から噴き出して間欠泉を形成していることが分かった。

これまで氷粒や水蒸気は、摩擦熱か地表下の水蒸気が根源と考えられていたが、NASAの専門家は「間欠泉は地表近くの現象ではなく、もっとずっと深いところに根源があることが分かった」と話している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「サイエンス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]