新たに惑星8個確認、生命存在の可能性ある圏内
(CNN) 広い宇宙の中で、地球以外に生命が存在する惑星はあるのか――。その答えに、科学者たちがまた一歩近づいた。生命存在の可能性がある圏内で新たに8個の惑星が見つかり、このうち2個は今までに確認された惑星の中で最も地球に似ているという。
米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのチームがこのほど、米天文学会(AAS)の会合で報告した。
8個の惑星はいずれも、公転する恒星から近すぎず遠すぎず、水が液体として存在できる「ハビタブルゾーン」に位置しているとみられる。惑星の表面は、地球と同じような岩石でできている可能性が高いという。
特に有望なのは、「ケプラー438b」と「ケプラー442b」の2個だ。438bは直径が地球より12%大きく、地球型の岩石惑星である確率は70%。地球からは470光年離れている。442bは地球より33%ほど大きく、岩石惑星の確率は60%。地球からの距離は1100光年、ハビタブルゾーンに入っている確率は97%とされる。
For those who missed it- Kepler's 'Hall of Fame' of small (<2x Earth-size) habitable zone verified exoplanets
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— NASA Kepler (@NASAKepler) 2015, 1月 7