機内で出産、航空会社にちなみ「ジェットスター」と命名
(CNN) 格安航空ジェットスターの旅客機に搭乗した女性乗客が、機内で男の子を出産する出来事があり、男の子は同航空にちなんで「ソー・ジェットスター」君と命名されたことが2日までに分かった。
ジェットスター・アジアのフェイスブックによると、女性は4月22日にジェットスター便でシンガポールからミャンマーへ向かう途中、予定よりも早く陣痛が始まった。医師や乗務員の助けで、同機がヤンゴンの空港に着陸した直後に機内で無事に出産したという。
シンガポールのストレイツ・タイムズ紙によれば、赤ん坊が誕生すると機内から大きな拍手や歓声が上がった。
赤ん坊の体重は約2920グラム。母子ともに元気で、既に病院から退院した。ジェットスターは1000シンガポール・ドル(約7万9000円)分の赤ちゃん用品を一家に贈呈する意向だという。
ジェットスターの規定では、妊娠28週目以降の妊婦が搭乗する場合は健康状態を証明する医師の診断書の提出を義務付けている。40週目までの妊婦は、飛行時間4時間以内の便に限って搭乗できる。
First baby born on Jetstar flight! Congrats to mum and baby, all well in Yangon now. https://t.co/B4woFIUqwn pic.twitter.com/4SMsTE97NM
— Jetstar Asia (@Jetstar_Asia) 2016年4月26日