火星と地球、11年ぶりの近さに 夜空に赤く輝く
(CNN) 火星と地球が2005年以来11年ぶりの近さに接近している。最接近する5月30日(米国時間)には約7530万キロの距離まで近付き、最も遠かった4億キロに比べて大きく接近する。
米航空宇宙局(NASA)によると、5月18日~6月3日ごろにかけて火星が大きく、明るく見えるようになるという。
火星は肉眼でも見ることができ、真夜中に最も観測しやすくなる。南東の空で最も明るい赤みがかった星が火星だという。
今回は見逃したとしても、2018年7月31日には地球と火星がさらに接近する予定で、互いの距離は5760万キロになる。
過去には2003年8月に5575万8006キロまで接近。ほぼ6万年ぶりの大接近だった。次にこれほどの大接近が起きるのは2287年8月28日と計算されている。