火星の地表にモールス信号? NASA探査機が撮影
(CNN) 米航空宇宙局(NASA)の探査機が撮影した火星の地表の画像に、砂丘がモールス符号を形成しているように見える部分が見つかった。
この画像はNASAの火星探査機マーズ・リコネッサンス・オービターで高精細カメラを使って2月に撮影された。火星人から地球人へのメッセージのようにも見えるものの、NASAではたまたま特異な地形が写ったにすぎないと解説している。
砂丘は過去の隕石(いんせき)の衝突でできたとみられる窪地に形成されていた。窪地の円形の形状が、砂丘を形成する砂の量や風向きに影響を及ぼし、風が渦を巻いてモールス符号の短点と長点のように見える砂丘が形成されたと思われる。
ただしNASAによると、そうした現象が起きた理由は今のところよく分かっていない。
惑星科学者のベロニカ・ブレイ氏は、火星の地表のモールス符号を英文に変換してハイテク情報サイトのギズモードで紹介した。その英文は以下のような内容だった。
NEE NED ZB 6TNN DEIBEDH SIEFI EBEEE SSIEI ESEE SEEE !!