ピラミッド内部に別のピラミッド、メキシコの遺跡で発見
今回見つかった内部のピラミッドは、構造を傷めない画像撮影技術を使った調査で確認された。階段と思われる傾斜や祭壇と思われる構造があることも分かった。
チチェンイツァの時代は550~800年の「純粋なマヤ」期と、トルテカ族の影響を受ける800~1000年の移行期、占領の最終段階となる1000~1300年の3時代に分類できる。
1930年代に見つかったピラミッドは移行期、今回見つかったピラミッドは純粋なマヤ期のもので、研究チームではチチェンイツァの初期の状態を解明する手がかりになるとして期待を寄せている。