2時間の睡眠不足、自動車事故のリスク倍増 米研究
研究を率いた同財団のブライアン・テフト氏は、推奨される睡眠時間を1時間下回っただけで、これほどはっきりとした差が出たのは意外な結果だと指摘する。
また4~5時間の睡眠で危険性が4倍以上になるという変化は、飲酒による事故発生率の変化に相当するという。
AAAが10年に発表した別の研究結果によると、運転中に居眠りをした経験があるドライバーは全体の4割を占める。
ただしテフト氏はこのデータの問題点として、午前0時から午前6時の間に発生した事故が含まれていないことや、睡眠の質による影響を考慮していないことを指摘した。