ユナイテッド便で移送の巨大ウサギ、米到着後に死亡が判明

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ロンドンからシカゴに到着したウサギが空港の貨物室で死んでいるのが見つかった

ロンドンからシカゴに到着したウサギが空港の貨物室で死んでいるのが見つかった

(CNN) 米ユナイテッド航空の国際便で英ロンドンから米シカゴのオヘア国際空港に到着した体長約90センチの巨大ウサギが、空港の貨物室で死んでいるのが見つかった。

オヘア空港では、ユナイテッド便に搭乗した乗客が無理やり引きずり降ろされる騒ぎが起きたばかりだった。

死んでいるのが見つかったウサギは、19日にシカゴに到着したコンチネンタルジャイアント種のオスの「サイモン」。まだ生後10カ月だった。

ロンドンのヒースロー空港を出発する前に健康診断も受けていたといい、ブリーダーのアネット・エドワーズさんは「誰に責任があるのか分からない。あれほど元気だったのに、どう考えてもおかしい」と憤る。

サイモンは米国で新しい飼い主のもとへ輸送される途中で、乗り継ぎ便を待つ間、貨物室に置かれていたという。

サイモンの父親は、ギネスで体長世界一と認定された巨大ウサギの「ダリウス」。エドワーズさんによれば、サイモンはダリウス以上に大きくなる可能性もあったという。

ユナイテッド航空は声明の中で、同社の便に搭乗させる全動物の安全と健康を最重要視していると強調し、今回の問題については顧客と連絡を取りながら調査を進めていると説明した。

米運輸省によると、航空機で輸送される途中に死ぬ動物の数は減少傾向にある。航空運輸消費者報告書によれば、2016年に輸送された動物52万3743匹のうち、死んだ動物は26匹のみだった。

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