首にはまって数年、ワニからタイヤ外した人に報酬 インドネシア

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オートバイのタイヤが首にはまったまま川辺で日光浴するワニ/Muhammad/AFP/Getty Images

オートバイのタイヤが首にはまったまま川辺で日光浴するワニ/Muhammad/AFP/Getty Images

(CNN) インドネシア・中央スウェラシ州の当局が、野生のワニの首にはまったタイヤを外してくれた人に報酬を提供すると申し出ている。

国営アンタラ通信が報じたところによると、オートバイのタイヤが首にはまったまま動き回るこのワニは体長4メートル。2016年に州内のパル川で初めて見つかった。18年に地域を襲った地震と津波を生き延びたものの、首のタイヤが外れることはなかったという。

このままでは窒息しかねないとして、州の天然資源保全室(BKSDA)はこのほど、タイヤを首から外すためのコンテストを立ち上げた。

アンタラ通信によれば、BKSDAの責任者はワニをタイヤから解放した人に報酬を与えると明言したものの、具体的な内容についてはそれ以上明らかにしなかった。

18年にも自然保護の活動家と動物の訓練士がタイヤの除去を試みたが失敗。さらに同じ年、BKSDAも肉でワニをおびき寄せるなどしてタイヤを外そうとしたがうまくいかなかった。

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