米大学の卒業生年収、プリンストン大が2年連続トップ
ニューヨーク(CNNMoney) 米国の給与調査サイト、ペイスケールはこのほど、全米の大学について卒業生の平均年収を比較した最新の調査結果を発表した。トップのプリンストン大学をはじめ、上位には有名大が並んだ。
プリンストン大学は前年に続き、2年連続の首位。専門分野で10年以上の実務経験を持つ卒業生の平均年収は13万7000ドル(約1068万円)だった。
2位以下にはハーベイ・マッド大学、カリフォルニア工科大学、海軍兵学校、陸軍士官学校、マサチューセッツ工科大学、リーハイ大学などが並んだ。上位10校を卒業した中堅クラスの平均年収は12万2500ドル。この額は3年連続で減少していたが、今回は前年を5%上回った。
経験5年以下の新人レベルの平均年収では、陸軍士官学校の平均7万6000ドルを先頭に海軍兵学校、マサチューセッツ工科大学が続いた。
ペイスケールの経済学者、ケイティ・バーダロ氏によると、上位校は工学など高収入分野の専攻が目立つほか、知名度や人脈の面で有利となっているようだ。