エアバスVSボーイング、アジア巡る熾烈な戦い

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
エアバスは航空機の数が20年で倍増するとみている

エアバスは航空機の数が20年で倍増するとみている

シンガポール(CNN) シンガポールのチャンギ・エキシビション・センターで今年2月に開催された「シンガポール航空ショー2014」に展示された航空機の中で、来場者の注目を独占したのが、欧州航空機大手エアバスが開発した低燃費の新型機「A350XWB」だ。

A350XWBは広胴型の次世代ジェット旅客機で、エアバスのライバルである米ボーイングの「787ドリームライナー」の直接の競合機と見られている。エアバスは、この航空ショーで1社でも多くの顧客獲得を目指し、A350XWBの展示もその一環だった。

またエアバスは2月11日、ベトナムの格安航空会社ベトジェットエアからA320単通路型航空機63機を確定受注したと発表した。年内に納入を開始する予定だ。

ベトジェットエアはさらに7機のA320型機をリースし、30機の購入選択権を持つ。同社は2011年に創業したばかりの非公開企業で、今回の総額64億ドルの大型契約で事業の大幅拡大を図る。

世界需要の中心

アジア太平洋地域では今、ベトジェットエアのような格安航空会社が急成長しており、単通路型航空機に対する需要を押し上げている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「CNNが見たアジア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]