シャラポワ選手、ハーバード経営大学院に
(CNN) 女子テニスのマリア・シャラポワ選手はこのほど、米ハーバード大学経営大学院で学ぶことを明らかにした。
シャラポワ選手は交流サイトのフェイスブックとツイッターに「プログラムが始まるのが待ちきれない!」とキャンパスの入り口で撮った写真を付けて投稿した。
ハーバード大学経営大学院の入試は狭き門で知られ、今年度の場合、入学志願者のうち合格したのは11%に過ぎない。
シャラポワ選手の資産は推計1億9500万ドルで、自らの名を冠した菓子ブランドまで展開している。
今年初めに出場した全豪オープンの薬物検査で禁止薬物のメルドニウムに陽性反応が出たため、シャラポワ選手は2018年1月まで2年間の資格停止処分を受けている。
メルドニウムは今年から規制対象となった薬物だ。シャラポワ選手は06年から心臓の治療薬としてこの薬物を投与されていたが、禁止リストに入ったのを知らなかったと主張、スイスのスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議を申し立てている。
CASの裁定は7月18日までに下る予定だ。だが処分が取り消されなかったとしても、シャラポワ選手はすでに新たな生活への準備を整えているようだ。