中国でiPhone充電中に感電死? アップルが原因調査へ
香港(CNN) 中国国営新華社通信は16日までに、新疆ウイグル自治区で先週、充電中のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)5」で通話しようとした女性が感電死したとみられ、米アップルが原因を詳しく調査していると伝えた。
警察が14日発表したところによると、女性は中国南方航空の客室乗務員。11日、充電中のiPhoneにかかってきた電話に応答しようとした際に感電したという。警察は、iPhoneが原因だったのかどうかを含めて詳しく調べている。
アップルは声明で遺族に哀悼の意を示し、原因の徹底究明と当局への協力を表明した。
死亡した女性の姉妹は中国版ツイッター「ウェイボー(微博)」に「アップルからの説明を望む。皆さんは携帯電話を充電中に使うのを控えてほしい」と書き込んだ。
新華社通信が女性の父親の話として伝えたところによれば、女性の遺体には感電の跡が残っていた。同通信は一方、携帯電話の電圧は3~5ボルトで、通常人体に影響があるほどの高さではないとも指摘している。