米アップル、4インチの「iPhone SE」を発表
カリフォルニア州クパティーノ(CNNMoney) 米アップルはカリフォルニア州クパティーノの本社で発表会を開き、画面サイズ4インチの小型スマートフォン新モデル「iPhone SE」やタブレット端末「iPad Pro」の小型モデルを披露した。
iPhoneは過去9年の間に大型化が進み、最初のモデルで3.5インチだった画面サイズは「iPhone 6s Plus」では5.5インチになっていた。しかし今回はその逆を行き、新しいiPhone SEの画面サイズは2014年に発売された「iPhone 5s」と同じ4インチになった。
しかし処理能力やグラフィックス性能はiPhone 6sと肩を並べ、アップルの「A9」プロセッサーを搭載することで処理速度をiPhone 5sの2倍に高速化。12メガピクセルカメラ搭載で4Kビデオも撮影できる。話しかけるだけで音声アシスタントを起動できる「Hey Siri」の機能も利用可能になった。内蔵のNFCチップでアップルの決済サービス「Apple Pay」にも対応できる。
小型化したのはポケットに入れやすいiPhoneが欲しいというファンにアピールする狙い。
米国での販売価格は容量16ギガバイトのモデルで399ドル(約4万5000円)から。24日から予約を受け付け、31日に発売する。