大自然味わうエコツーリズム、ボツワナで活況

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アフリカ・ボツワナでエコツーリズムが活況を呈している

アフリカ・ボツワナでエコツーリズムが活況を呈している

(CNN) アフリカ南部のボツワナは世界で最も人口密度が低い国の一つだ。面積はフランスと同程度だが人口は200万人あまり。だがゾウなどの野生動物が豊富に生息することを生かして近年はエコツーリズムを推進し、環境保護を行いつつ多くの観光客を集めている。

ボツワナのカーマ環境・野生動物・観光相によれば、年間の来訪者数は260万人から270万人と同国の人口よりも多い。アフリカの中でも成功している国で、世界最貧国に近い状態から2015年には1人当たりの国内総生産(GDP)が1万7700ドルの中所得国に生まれ変わった。

観光はダイヤモンド産業に次ぐ主要産業となっている。なかでもエコツーリズムはまだ始まって間もないが、GDPの4~5%を占めるとされる。

カーマ氏によれば、エコツーリズムの推進は意図的な決断だった。ボツワナは02年、自然環境や野生動物の保護を狙いとしたエコツーリズム戦略を採択。内陸部にある湿地帯としては世界でも最大規模のオカバンゴ・デルタを皮切りに保護活動が始まった。

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