幼児が家内で見つけた銃を発砲、父親死亡 米アリゾナ州
(CNN) 米西部アリゾナ州プレスコットの警察は9日までに、友人宅を訪れた父子の4歳男児が誤って短銃を35歳の父親に発砲し、死亡させる悲劇があったと発表した。
発砲の経緯に関する証言などから事故と見ている。刑事立件などは考えていないとしている。
胸部を1発撃たれた父親は搬送先の病院で死亡した。
地元警察によると、同州フェニックスに住む父子は7日、父親が以前住んでいた住宅を訪問。到着後、4歳児は家内で小口径の短銃を見つけて手にし、室内にいた父親や成人の住人に「これは何?」と尋ねたという。この直後に発砲が起きていた。
住人は父子が訪ねてくることを事前に知らなかったという。
地元警察は銃の所有者に警鐘を鳴らす悲劇と指摘。「子どもが訪ねてきたら、最初にすることは小火器をしまうことだ」と警告している。