左翼ゲリラと軍が衝突、19人死亡 南米コロンビア

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(CNN) 南米コロンビアで20日から21日にかけて、左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)と軍の衝突が相次ぎ、兵士少なくとも19人が死亡した。

サントス大統領によると、ベネズエラと国境を接する北東部のアラウカ県では、石油パイプラインを警備していた軍の部隊がFARCに襲撃され、兵士15人が死亡、武装勢力の12人が拘束された。

これとは別に、南部のカケタ県でも兵士4人が殺害された。

大統領は軍に対し、「衝突が終結するまで一瞬たりとも銃撃をやめてはいけない」と指示するとともに、関係者を摘発するまで作戦は継続すると強調した。

FARCは1960年代からコロンビアで反政府闘争を続けてきた。しかし昨年からキューバで始まった政府との和平交渉が進展し、サントス大統領も対話を望む姿勢を示していた。

過去には当時のパストラナ大統領の下で進められていたFARCとの和平交渉が、FARCの相次ぐ襲撃を受けて、2002年に打ち切られた経緯がある。

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