英ロイヤルベビー、「ジョージ」と命名
(CNN) 英王室は24日、ウィリアム王子と妻キャサリンさんの間に生まれた男の子を「ジョージ・アレクサンダー・ルイ」と命名したと発表した。称号は「プリンス・ジョージ・オブ・ケンブリッジ」となる。
ウィリアム王子とキャサリンさんはこの日、親子3人で水入らずのひと時を楽しんだ。報道によると、正午ごろにはロンドンのケンジントン宮殿から車で出かけたといい、キャサリンさんの両親が住むバックルベリーに向かったとみられる。王室は当面の予定について公表していない。
この日はエリザベス女王もケンジントン宮殿を訪れ、ひ孫に初対面した。ウィリアム王子の弟のヘンリー王子も訪れたという。
ジョージ王子は22日に生まれ、23日にお披露目された。ウィリアム王子はおむつ交換もしているという。
ジョージ王子は王位継承順位3位。即位すれば「ジョージ7世」と呼ばれることになる。「ジョージ」はエリザベス女王の父、ジョージ6世の名。ジョージ6世は1936年に即位して52年に死去し、その生涯を描いた映画「英国王のスピーチ」はアカデミー賞を受賞している。
「アレクサンダー」は、古代マケドニア帝国を拡大したアレクサンドロス3世、通称「アレクサンダー大王」など歴史上の人物の名として知られる。
「ルイ」はチャールズ皇太子が敬愛し、1979年にアイルランド共和軍(IRA)によって殺害されたマウトバッテン卿のファーストネームだった。