「マリオ」演じたボブ・ホスキンスが引退、パーキンソン病で
ロサンゼル(CNN) 英俳優ボブ・ホスキンス(69)は8日、パーキンソン病の治療に専念するため俳優業を引退すると明らかにした。ホスキンスは、人気ゲーム「スーパーマリオ」の実写版「スーパーマリオ/魔界帝国の女神」のマリオ役や、コメディー映画「ロジャー・ラビット」での探偵役で知られるほか、1986年の「モナリザ」ではカンヌ国際映画祭男優賞などを受賞している。
同氏は昨年、パーキンソン病と診断されていた。
ホスキンスは妻を通じた声明で、「長年にわたり一緒に働いた全ての素晴らしい人々や、俳優人生を支えてくれた全てのファンに感謝したい。家族と一緒の引退生活を楽しみにしており、プライバシーを尊重してもらえると大変ありがたく思う」と述べた。
ホスキンスは1972年以降、少なくとも1本の作品には出演していた。今年も「スノーホワイト」に妖精役で出ている。