ジダンの「頭突き」の銅像がパリに登場 W杯決勝を再現
(CNN) サッカーのフランス元代表のカリスマ的選手だったジネディーヌ・ジダン氏が2006年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会決勝で戦ったイタリア代表選手に見舞った「頭突き」を表現した銅像がこのほど完成し、パリの総合文化施設「ポンピドーセンター」前で披露された。
銅像の高さは約5メートルで、アルジェリア生まれの芸術家であるアデル・アブデセメド氏が制作。ジダン氏の両親もアルジェリアからの移民となっている。
銅像はアブデセメド氏の作品展に伴って登場したもので、主催者側は銅像は通常、勝利を祝福した作品が多いが、これは敗北に捧げたものとなっていると述べた。作品展は来年1月まで続く。