米ディズニー・ワールドに新パーク、美女と野獣の世界を体験
フロリダ州オーランド(CNN) 米フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールドに6日、新しいテーマパーク「ニューファンタジーランド」がオープンする。
ニューファンタジーランドはマジックキングダムの中に新設され、同パークの面積はほぼ2倍になる。これほど大規模な拡張は開園以来の41年で初めて。約3年をかけて、ディズニーのアニメ映画「美女と野獣」「リトル・マーメイド」をテーマとする「エンチャンテッド・フォレスト(魔法の森)」と、象のキャラクター「ダンボ」がテーマの「ストーリーブック・サーカス」の2つのエリアが建設された。
各所にハイテクを駆使しているのも特徴で、美女と野獣の城にあるレストランは、ランチタイムの注文をタッチスクリーン式のスタンドで受け付け、無線通信端末で客のテーブルの位置を把握して、わずか数分で注文したメニューを運んでくる。
ディナータイムになると、テーブルで注文を取る方式の優雅なレストランに早変わり。マジックキングダムとしては初めて、ワインやビールなどのアルコール類も用意した。内装はシャンデリアから壁、床、カーテンに至るまで、映画に出てくる城を忠実に再現している。
このほかにも物語を語って聞かせる魔法の鏡や、海底探検を楽しめる「ジャーニー・オブ・リトル・マーメイド」などのアトラクションが登場。一足早く昨年夏にオープンしたストーリーブック・サーカスのエリアでは、ジェットコースターやダンボのアトラクションなどが体験できる。行列に並ぶ代わりにポケットベルを受け取って、順番が来ると知らせてもらうこともできる。