故ジョブズ氏を描いた映画に賛否両論 サンダンス映画祭

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ジョブズ氏、スタンフォード大学でのあの有名なスピーチ

(CNN) 米アップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏の若き日を描いた映画「jOBS(原題)」がこのほど、米ユタ州でのサンダンス映画祭で披露された。評論家の反応は賛否両論のようだ。

同作品はアシュトン・カッチャー主演で、リード大学での日々から1984年の初代パソコン「マッキントッシュ」登場、2001年の携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」発売に至る歩みを描く。ジョシュ・ギャッドがパートナーのスティーブ・ウォズニアック氏を演じている。

IT系ニュースサイト「CNET」のケイシー・ニュートン氏は、作品中でジョブズ氏に反論する同僚らの描写が弱く、アップルの失敗はすべて株主にへつらう時代遅れの重役のせいにされていると指摘。「観客は2時間ずっと、薄っぺらな登場人物たちがカッチャーにやり込められる様子を見続けることになる」と書いた。

別のIT系ニュースサイト「The Next Web」では、マシュー・パンザリノ氏が「事実との食い違いを批判する意見が多くなりそうだ」と述べている。同氏は一方で、「ジョブズ氏の人生のうち、ある時期のイメージの描写としては成功している」と評価した。

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