バットマンの相棒ロビン、最新号で「死去」
(CNN) 米コミック「バットマン」シリーズの最新作「バットマン・インコーポレイテッド」に相棒「ロビン」として登場しているダミアン・ウェインが、27日発売の第8巻で死去することが分かった。出版元のDCコミックが25日、発表した。
ダミアンは2006年に、5代目ロビン役の10歳の少年として初登場。やがて、バットマンことブルース・ウェインの実の息子だったことが明らかになった。
作者のグラント・モリソン氏は、ダミアンの存在が「傷つき、壊れた家庭」というテーマを浮き彫りにしたと話している。結末はずっと前から決まっていたという。
歴代ロビンの中では、2代目のジェイソン・トッドが88年、ファン投票の結果を受けて死という結末を迎えたが、8年前に復活を遂げている。
ファンの間ではダミアンの死を惜しむ声も目立つ。モリソン氏はダミアン復活の可能性について、「コミックの世界で絶対にあり得ないということは絶対にない」と話している。