NYシティー・マラソンで完走の最高齢女性、翌日に死亡
ニューヨーク(CNN) 3日に開催された米ニューヨークシティー・マラソン大会に最高齢の女性として出場し、約8時間で完走したカリフォルニア州サンノゼのジョイ・ジョンソンさん(86)が4日、ニューヨーク市内のホテルで休養中に死亡したことが分かった。
ジョンソンさんが同大会に参加したのは1988年以降、今年で連続25年目。娘のドナ・グラフィスさんがCNNに語ったところによると、ジョンソンさんは大会当日の午後5時ごろ、32キロ地点付近で転倒して頭を打った。救急テントで手当てを受けて病院へ行くよう勧められたが、話す言葉に異常はなく、頭もはっきりしている様子だったという。
ジョンソンさんはレースに戻り、7時間57分41秒のタイムでゴールインした。
翌朝はマンハッタンのロックフェラーセンターにあるNBCテレビで、10年以上前からなじみの番組に出演。その後ホテルで休んでいたが、午後3時ごろに家族が起こそうとしたところ、息を引き取っていた。死因は明らかでない。