今季不調のマンU、収入ランクでも後退 上位3位内逃す
ロンドン(CNN) コンサルティング企業デロイトは23日までに、2012~13年シーズンの欧州サッカークラブの収入ランキングをまとめ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)が過去17年間で初めて上位3位内から外れたと発表した。
首位は総収入7億200万米ドル(約749億円)のスペインのレアル・マドリード。9年連続のトップは新記録。商業収入や試合放映権料がそれぞれ数パーセント増え、前季を850万ドル上回った。スペインは経済危機下にあり同クラブはリーグ優勝や欧州大会制覇を近年果たしていないが、内外での人気などを生かした順調な商業収入が寄与したとみている。
スペイン1部リーグのライバル、バルセロナが4700万ドルの差で2位だった。
欧州クラブ王者を決める昨季のチャンピオンズリーグ(CL)を制したドイツのバイエルン・ミュンヘンが3位で、17%増の5億8500万ドル。ドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)が契約した記録的な試合放映権料の恩恵が大きい。