ドイツ代表チームが凱旋帰国、ファン熱狂 W杯
(CNN) サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で優勝したドイツ代表チームが帰国し、15日にベルリン市内を凱旋パレードした。沿道には100万人あまりのファンが詰めかけ、街はドイツ国旗の黒と赤と金色で埋め尽くされた。
ドイツは13日の決勝でアルゼンチンを1―0で破り、4度目の優勝を果たした。
優勝のゴールを決めたマリオ・ゲッツェはバスに乗った代表チームの写真をツイッターに投稿して帰国を報告。選手たちはメルセデスのオープンカーに乗ってベルリン市内をパレードし、「1」の番号が入った黒いTシャツ姿でメダルを披露、手を振ってファンの大声援に応えた。
ブランデンブルク門前に早朝から陣取ってチームの到着を待ちわびたファンの中には、この日のために仕事を休んだ人や、フランクフルトなどの遠方から駆け付けたという人も。
予定より数時間遅れてチームが到着すると盛大な拍手が巻き起こり、選手たちは歌ったり踊ったりしながらステージに登場。主将のフィリップ・ラームがトロフィーを掲げて選手たちに順番に手渡し、決勝戦で顔に傷を負ったバスティアン・シュバインシュタイガーも大きなばんそうこうを張った姿でトロフィーを手にした。
メスト・エジルは大勢のファンに囲まれた選手たちの写真をツイッターに投稿し、この日のために集まってくれたファンへの感謝の言葉を添えた。