ロビン・ウィリアムズさんの娘にネットで嫌がらせ
(CNN) 11日に死去した米俳優ロビン・ウィリアムズさんの娘で女優のゼルダ・ウィリアムズさん(25)が、ネットで遺体の写真を送り付けられるなどの嫌がらせを受け、短文投稿サイト「ツイッター」などの利用を中止した。
ゼルダさんは12日、写真加工ソフトで作った父ロビンさんの遺体の画像や嫌がらせのメッセージが少なくとも2人から送られてきたとして、ツイッターや写真共有サイト「インスタグラム」のアカウントを停止した。
ツイッターに最後に残した言葉は「ごめんなさい、乗り越えるべきだったのに」「私の端末から削除します。長い間、もしかしたら永遠に。さようなら」だった。
これに先立ちゼルダさんは、問題のアカウントをツイッターに報告してほしいとファンに呼びかけていた。しかし嫌がらせの相手は、ツイッターに禁止されると新規のアカウントを作成していたようだという。
インスタグラムでも嫌がらせを理由にしばらくの間利用を中止すると表明し、「この困難な時に、どうか慎みを心がけてください」と訴えた。
ゼルダさんはブログサイトのタンブラーにも、こんなメッセージを掲載している。「思いやりのある言葉をかけてくれた方へ。父が一番好きだったのは、あなた方を笑わせることでした」「否定的なことをする方へ。父にはあなたの家にハトの群れを送って車にふんをさせるようなちょっとしたいたずら心もありました。でもあなたがそれを洗い流したら、父はそれも笑いごとにするでしょう。」