伝記映画のジョブズ氏役、ベイルもディカプリオも辞退
(CNN) 米アップル共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏の伝記映画でジョブズ氏役を演じるとうわさされていた俳優のクリスチャン・ベイルが、この役を辞退したことが4日までに分かった。芸能誌ハリウッドレポーターが伝えた。
ソニー・ピクチャーズエンタテインメントは2012年、ウォルター・アイザクソン氏執筆の伝記を原作とする映画の制作を発表。脚本はアーロン・ソーキン氏が手がけ、主演はベイルが最有力候補と伝えられていた。
しかしハリウッドレポーターによると、ベイルは自分にこの役はふさわしくないという理由で辞退を決めたという。
ベイルに先立ち、レオナルド・ディカプリオもジョブズ氏役を辞退していた。2人とも出演交渉の開始には至っていなかったという。
芸能誌バラエティによれば、ジョブズ氏と共にアップルを創業したスティーブ・ウォズニアック氏役にはセス・ローゲンの名が挙がっている。
ジョブズ氏の伝記映画は「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞を受賞したダニー・ボイル監督のもとに制作される。この冬には撮影が始まる予定。