死ぬ前に新作を見たい―「スター・ウォーズ」ファンの願いかなう
(CNN) がんのため余命わずかと診断された「スター・ウォーズ」ファンの男性のために、12月公開予定の最新作「フォースの覚醒」の未編集版が5日、特別に公開された。ディズニーの広報がCNNに明らかにした。
CNN系列局のKPRCによると、子どもの頃からスター・ウォーズの熱狂的なファンだったダニエル・フリートウッドさん(32)は、紡錘(ぼうすい)細胞肉腫という結合組織のがんのため、7月に余命2カ月と診断された。
新作の劇場公開は12月18日。死ぬ前に同作品を見たいというフリートウッドさんの願いをかなえようと、インターネットで嘆願運動「ForceForDaniel」が始まり、出演俳優のマーク・ハミルさん、ピーター・メイヒューさん、ジョン・ボイエガさんも支援の輪に加わった。
ディズニーの広報は、フリートウッドさんの夢をかなえられたことを関係者全員がうれしく思うとコメントしている。
ハミルさんは自身のフェイスブックにこのニュースを投稿、フリートウッドさんと家族への思いやりの言葉を寄せた。