米俳優チャーリー・シーン、HIV感染を公表へ
ニューヨーク(CNNMoney) 米俳優チャーリー・シーン氏(50)が17日、米NBCテレビとのインタビューでエイズウイルス(HIV)への感染を公表するとの見通しが明らかになった。インタビューの内容を知る情報筋がCNNMoneyに語った。
NBCは16日、シーン氏が同局の番組で「個人的な告白」をすると発表した。情報筋によると、同氏はニューヨーク市内のスタジオで生出演し、自身のHIV感染について語る予定だという。
米誌ピープル・マガジンによると、ハリウッドの広報専門家、ハワード・ブラグマン氏は「シーン氏は治療を受けていて、周囲の多くの人がその事実を知っている」とコメント。同氏自身も以前からシーン氏の感染を知っていたと述べ、「私は彼の苦痛に深く同情し、世界が何かを学んでくれることを願っている。これはだれもがかかり得る病気だ」と指摘した。
シーン氏は映画「ウォール街」やテレビドラマ「チャーリー・シーンのハーパーボーイズ」への出演で知られる。同ドラマで高額のギャラを得ながらプロデューサーへの暴言で降板した経緯や、薬物依存症の治療を繰り返し、3人の女性と同居するなどの私生活が話題となった。女優のデニス・リチャーズさんやブルック・ミューラーさんとの結婚、離婚歴がある。
NBCのインタビュー予告がツイッターに流れた後、芸能メディアから「HIV陽性を告白へ」という報道が相次いだ。ツイッターでは数時間のうちに、シーン氏の名前が話題のトップに躍り出た。