伝説のボクサー、ムハマド・アリ氏が死去 74歳
1960年代にベトナム戦争の徴兵を拒否し、ボクサーとしてのキャリアは3年半中断した。陸軍徴兵の拒絶で有罪判決を受けたが、連邦最高裁が後になってこの判決を取り消していた。
その後、同級の世界王者に2度返り咲き、81年にプロボクシング界から引退していた。現役時代は自らを「最強のボクサー」と誇示するなど奔放な言動で話題も呼んでいた。ジョージ・フォアマン氏(米国)らと数々の名勝負も演じていた。
アリ氏危篤の情報に、世界王者に6度輝いた元プロボクサーのシュガー・レイ・レナード氏は「私のあこがれのボクサーだった。祈りを捧げたい」とツイッターで回復を願っていた。
— Muhammad Ali (@MuhammadAli) 2016年6月4日