ハーマイオニーに黒人女優、ローリングさん「絶対的に支持」
(CNN) 英ロンドンで7日にプレビュー公演が始まった「ハリー・ポッター」シリーズの舞台版で、ヒロインのハーマイオニー役に黒人女優が起用されたことが話題を呼んでいる。この配役について原作者のJ・K・ローリングさんは「黒人のハーマイオニーもあり」とコメント。一部で出ている批判については「人種差別」と一蹴している。
舞台版の「ハリー・ポッターと呪われた子ども」ロンドン公演でハーマイオニーを演じるのは、黒人女優のノーマ・ドゥメズウェニさん。英紙ガーディアンによると、ローリングさんはこの配役について「ノーマが選ばれたのは、彼女がこの役に最もふさわしい女優だったから」と言い切った。
ソーシャルメディアで浮上した批判については、「人種差別集団は、ハーマイオニーは白人女性でなくてはならないと言ってきた。でもそれについはあまりあおらないことにした。はっきり言っておくが、黒人女性のハーマイオニーもあり得る。私は熱意を込めてそれを絶対的に支持する」と断言している。
ローリングさんはハーマイオニーの肌の色について、昨年12月のツイッターでも「白い肌と指定したことはない。黒人のハーマイオニーも大好き」とコメントしていた。