ワリエワ選手のドーピング問題、コーチら周囲の大人に注目集まる

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ROCのチームドクターを務めるフィリップ・シュベツキー氏(奥)/Sergei Bobylev/TASS/Getty Images

ROCのチームドクターを務めるフィリップ・シュベツキー氏(奥)/Sergei Bobylev/TASS/Getty Images

ただ、トゥトベリーゼ氏には支持者も多い。一時同氏の下で練習を積んでいた元選手で現コーチ、アンナ・ポゴリラヤ氏はCNNのインタビューで同氏を「鉄の女性」と評した。

「彼女は自分の仕事に全力を尽くしている。彼女にとってアスリートは全員、自分の子どものようなもの」とポゴリラヤ氏。トゥトベリーゼ氏が教え子に運動能力向上薬物の使用を強いることは「100%ない」と断言している。

もう1人、ワリエワ選手に近い大人がROCのチームドクターを務めるフィリップ・シュベツキー氏だ。

国際ボート連盟はCNNに対し、シュベツキー氏がかつてロシアボート代表のチームドクターを務めていたことを確認した。

ロシアのドーピング問題を告発したグリゴリー・ロトチェンコフ氏の弁護士によると、シュベツキー氏は07年、ドーピング違反でロシアから処分を受けた。

国際ボート連盟によると、ロシアボート連盟ではメンバー3人が世界反ドーピング規程に違反したとして資格停止を言い渡された。シュベツキー氏は10年に資格が回復されている。

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