映画「君たちはどう生きるか」、北米興収で首位

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宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が、北米市場の興行収入で首位に立った/IMDB

宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が、北米市場の興行収入で首位に立った/IMDB

香港(CNN) 宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が北米市場で公開され、興行収入で首位に立ったことがわかった。全米での興収首位は宮崎監督作品としては初めて。売り上げは1300万ドル(約18億円)弱だった。

調査会社コムスコアの専門家によれば、ジブリ作品としても過去最高の成績となった。同専門家は「この週末は、劇場に観客を呼び込む日本映画の力を証明した」と指摘。宮崎監督のこれまでの作品は、北米市場での公開は「限られたもの」だったという。

ハリウッド・リポーター誌によれば、完全に海外で製作された作品が全米興収で首位に立ったのは「君たちはどう生きるか」が今年初。

米アカデミー賞の前哨戦となるゴールデングローブ賞各賞の候補作品が11日発表され、「君たちはどう生きるか」はアニメ映画賞にノミネートされていた。映画部門の作曲賞候補にも久石譲さんが入った。

宮崎監督は2013年に引退を発表したが、「君たちはどう生きるか」の製作のために復帰していた。「君たちはどう生きるか」の製作には7年かかったという。

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