シナーが4大大会初優勝 テニス全豪オープン

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男子シングルスで初優勝し、トロフィーを掲げるシナー=28日、オーストラリア・メルボルン/Issei Kato/Reuters

男子シングルスで初優勝し、トロフィーを掲げるシナー=28日、オーストラリア・メルボルン/Issei Kato/Reuters

(CNN) テニス全豪オープンの男子シングルス決勝が28日に行われ、ヤニク・シナー(イタリア)がダニル・メドベージェフ(ロシア)を3―6、3―6、6―4、6―4、6―3で逆転勝ちし、4大大会初優勝を遂げた。イタリアの男性選手が4大大会で優勝するのは1976年以降で初めて。

22歳のシナーが決勝を大逆転で終え、自身にとって特別となった大会を締めくくった。シナーは準決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを破り、4大大会で初めての決勝進出を決めていた。

試合はメドベージェフが2セットを連取。しかし、試合が進むにつれて、シナーは反撃を開始し、戦術を見直し、長いラリーでメドベージェフを上回り始めた。シナーは、第3セットで初めてブレークするなどして1セットを返した。

シナーは勢いのままに第4セットと第5セットを連取して、2008年以来、全豪オープンを制した最年少の男子選手となった。4大大会の優勝はイタリアの男子選手としては史上3人目。

シナーは試合後、「とても誇りに思う。本当に何が起きているのか分からない」と喜びを語った。

シナーは「厳しい試合だった」と述べ、メドベージェフが良いスタートを切って、コート内で動かされ、ゲームプランがうまくいかなかったと振り返った。しかし、第3セットで小さなチャンスを探してそれを活用し、試合の流れが変わったという。

メドベージェフにとっては22年以来の全豪オープン決勝進出だったが、このときと同様に決勝での敗退となった。

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